日総工産株式会社日総工産株式会社

サステナビリティ報告書2024 NISSOホールディングス株式会社は、2024年10月17日に「日総グループ サステナビリティ報告書2024」を発行しました。

2024.12.05
サステナビリティ報告書2024 NISSOホールディングス株式会社は、2024年10月17日に「日総グループ サステナビリティ報告書2024」を発行しました。

NISSOホールディングス株式会社は、2024年10月17日に「日総グループ サステナビリティ報告書2024」を発行しました。

サステナビリティ報告書の発行の目的は、「人」を何よりも大切にした当社グループの活動を広く伝えることで、ステークホルダーの皆様との対話を深めていくことにあります。

今回は、ステークホルダーの皆様の期待に応えうる日総グループの取り組みについて「サステナビリティ報告書2024」から一部を抜粋してご紹介いたします。

 

 

 

サステナビリティ報告書2024 発刊にあたり〈トップメッセージ〉

私たちを取り巻く経営環境は、少子高齢化に伴う労働力人口の減少、地政学リスクの顕在化、頻発する異常気象、多様化する顧客の人材ニーズや労働者のニーズ、Society5.0の進展など、かつてない速さで変化しています。

また、AIやIoT、5Gなどのテクノロジーの進化により、あらゆるものがデジタル化されることによって、ビジネスモデルの変革の必要性が問われております。テクノロジーの進化に伴う影響は、特に製造業にとって大きいといわれ、その変化に対応するためにも IT とビジネスを一体としてとらえ、新たな社会価値創造に向けた戦略を描いていくことが経営課題になっています。

こうした変化に対応し、企業が持続的に発展していくには、長期的な視点で社会ニーズを重視した経営と事業展開が必要になります。そのためにも、ガバナンスを強化し、経営リスクに対応することに加え、新たなビジネスチャンスの獲得をめざして、持続可能性を追求する事業運営に取り組む必要があります。

「人」は最大の財産です。
当社グループは、持続的な事業の成長をめざすのと同時に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しています。「人」を通じた社会への貢献を実践するにはどのような活動を行っていくか、従業員一人ひとりが働きがいを感じる職場にするにはどのような体制にしていくかなど、社会から必要とされる企業をめざした活動を一層強化しています。

「人」が、当社グループの最大の財産であり、サービスを提供するうえでもっとも基本的かつ重要な資源であるとの考えから、人権の尊重とコンプライアンスの遵守を土台として、一人ひとりの適性を踏まえた「人づくり」と、働く人がやりがいをもって活躍できる職場環境の構築にも取り組んでいます。

当社グループは、2020年に発刊した「CSR報告書」から数えて5 回目の発信となる「サステナビリティ報告書2024」を2024年10月17日に発刊いたしました。「サステナビリティ報告書2024」の発刊の目的は、「人」を何よりも大切にした当社グループの活動を広く伝えることで、ステークホルダーの皆様との対話を深めながら、企業価値の向上に努めていくことにあります。

それでは、ここからは、編集を行ったIR部にバトンタッチして、その概要をお伝えしていただきます。

 

「日総グループ サステナビリティ報告書2024」

サステナビリティ報告書2024は、5つのコンテンツで構成されています。

(1)日総グループのサステナビリティ

—— サステナビリティ(Sustainability)を直訳すると「持続可能性」となります。
当社グループは、ステークホルダーの皆様との双方向のコミュニケーションを通じて相互理解を持続的に深めていくことを大切にしています。ここでは、当社グループがサステナビリティ活動を進めていくための基本的な考え方を掲載しています。

(2)日総グループのESG

—— 環境(Environment)のE、社会(Social)のS、企業統治(Governance)のGの頭文字をとった「ESG」は、2006年4月にコフィー・アナン国連事務総長(当時)が、世界の金融業界に向けてESGを投資プロセスに組み入れるように提唱したことで、広く認知されるようになりました。

ここでは、「人」の企業である当社グループの「社会」への取り組みを中心に掲載しています。また、皆様と私たちの経済活動の基礎となる環境・気候変動における当社グループの活動内容についても掲載するなど、最もページ数のあるコンテンツになっています。

例えば、「人」への取り組み。日総グループは、「人材育成」と「ダイバーシティ」に力を入れて、活動しています。人材育成についての活動事例(日総テクニカルセンター熊本)はこちらをご覧ください。

「ダイバーシティ」においては、女性活躍の推進、高年齢者の活躍推進、障がい者社員の活躍の推進(日総ぴゅあ)を行っています。高年齢者の活躍推進の活動内容をサステナビリティ報告書2024の21ページに「高年齢者が活躍する場の創出」として掲載しています。
高年齢者の活躍を推進している株式会社ニコン日総プライムについては、CONNECT内、グループ会社の紹介は今後掲載を予定していますが、高年齢者の活躍推進について、産官学連携を含めた活動を推進していますので、その内容を少しだけお伝えできればと思います。

 

高年齢者が活躍する場の創出

研究開発顧問の就任〈働き方の選択肢を増やし、高年齢者の活躍を推進する〉

山﨑京子氏

 

高年齢者の活躍機会創出および働き続けられる仕組みの構築に関する研究開発の強化を目的として、2024年4月に山﨑京子氏を研究開発顧問に迎えました。
山﨑氏は立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の特任教授であり、JSHRM(日本人材マネジメント協会)の理事長も務めています。山﨑氏のシニアキャリア領域における豊富な知見を活かし、シニアのキャリアプログラムの開発を一層強化・推進することで、高年齢者の活躍機会を広げてまいります。

 

働き続けられる社会を創造する

高年齢者の保有する多様な経験で地域活性化を推進
ニコン日総プライムは、地方創生や労働人口の減少などの社会課題に対して、高年齢者の保有する知見や多様な経験を活かした「人との関わり」を通じた貢献を実践しております。

包括連携協定締結による地方自治体との取組み

  • 福岡県豊前市における「地方創生とSDGsの推進」 …2021年11月5日に締結

 

  •  鳥取県南部町における「持続可能な地域社会を目指す地方創生への取り組み」 …2021年12月16日に締結

 

  •  山梨県都留市における「官民協働による地方創生の推進」 …2022年3月17日に締結 ※つるラボに関する取組は、記事内、後半をご参照ください。

 

  •  北海道奈井江町における「地方創生と地域活性化の推進」 …2022年8月31日に締結

 

  •  新潟県南魚沼市における「官民協働による地方創生の推進」 …2022年11月21日に締結

 


その他、ニコン日総プライムは、2024年5月21日に、長野県千曲市と「地方創生と地域活性化を推進」することを目的に、包括連携協定を締結しています。

本内容については、こちら(https://www.n-prime.co.jp/news/?itemid=33&dispmid=588)にてご確認ください。


(3)日総グループのガバナンス

—— サステナビリティ活動を推進していくためには、ガバナンス、企業統治の体制も欠かせない要素となります。ここでは、当社グループの役員の状況、リスクマネジメント、そして株主の皆さまに向けた活動内容などについて掲載しています。

 

(4)日総グループのサステナビリティ・データブック

—— ここでは、当社グループのサステナビリティ活動に関して、実績を数値データにて掲載しています。実績はコーポレートサイトにも掲載しています。(https://www.nisso-hd.com/sustainability/data/

 

(5)日総グループの会社概要

—— 当社を含めた合計10社のグループ会社の概要や、沿革などを掲載しています。

 

 

「サステナビリティ報告書2024」は、全52ページとなり、ダウンロードして両面印刷していただくと、冊子になるように構成されています。すべてを紹介することは難しく、大変申しわけございませんが、この記事では、社会や地域との貢献を軸とした活動についての詳細をお伝えしたいと思います。


ボランティアや寄付の活動

当社グループは、社会との共生をめざしており、事業活動とひもづけて、ボランティアや寄付の活動行うことが重要であると考えており、その活動内容をサステナビリティ報告書2024の32ページに「環境への貢献活動」として掲載しています。

 

チャリティー自動販売機の導入による寄付  2023年度の寄付金実績…29万6480円

SDGsおよび社会貢献活動の一環として、日総工産本社ビル内に設置している自動販売機 5台を日本財団のチャリティー自動販売機への切り替えを行いました。

支援先:
・災害復興支援特別基金:緊急支援に対応するための特別基金
・海と日本PROJECT:海の環境保全や体験イベントを支援

 

ペットボトルキャップの回収・寄付  2023年度の寄付実績…5万3492個(約124.40kg)

CO2削減とリサイクルを目的として、ペットボトルキャップを回収し、NPO法人エコキャップ推進協会に寄付しております。2023年度においては、回収したペットボトルキャップを寄付することで、約 0.39 t-CO2分の温室効果ガス削減に寄与いたしました。この結果、これまでのペットボトルキャップの累計寄付個数は 74万7709個となり、5.31 t-CO2分の温室効果ガスの削減に寄与しております。

 

使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収・寄付  2023年度の実績…約8080個(8.08kg)

使い捨てコンタクトの空ケースをゴミとして燃やさないことでCO2削減に貢献することを目的に、アイシティ ecoプロジェクトに寄付しております。2023年度においては、約 0.02 t-CO2分の温室効果ガスの削減に寄与しております。


多様なコミュニティとの共生

日総グループは、全国に支店を有する企業グループであり、各地の地域におけるパートナーシップが重要であると考え、地域における就業機会の創出をはじめ、環境への配慮、社会貢献活動への参加などを通じ、それぞれの風習・文化などを理解し、地域社会の一員として経済の活性化と発展に貢献しています。
その活動内容をサステナビリティ報告書2024の34ページと35ページに「地域・社会への貢献活動」として、掲載しています。

 

子どもたちとの共生をめざした貢献活動

まなびの未来づくり事業 (山梨県都留市との連携)

 

ニコン日総プライムは、2022年3月に山梨県都留市と包括連携協定を締結し、同年4月より都留市の「まなびの未来づくり事業」の参与として、石井弦一郎さんを派遣しています。

石井参与は、ニコンの社員研修を担当する人材開発部教育課長だった経験を活かし、子どもたちの自ら学び・自ら考える力を育む「探究型学習」を中心とした教育プロジェクトのリーダーとして活躍しています。そのひとつの成果として「探究まなび場・つるラボ」を運営する一般社団法人都留まなびの未来づくり推進機構を設立し、理事としてその運営を行っています。

 

自ら学び・自ら考える力

同法人では、市の施設や大学、また市民にもご協力いただき、都留市ならではの地域密着型の探究型学習プログラムを数多く企画し提供しています。イベントには市内のみならず近隣市町村や東京からの参加者も見受けられました。昨年度の参加者は187人となり、今年度はスタッフとプログラム数を倍増し、さらに多くの参加者数を見込んでいます。
この記事とあわせて、「つるラボ」(https://tsurulabo.jp/)もご参照ください。

 

横浜DeNAベイスターズへのスポンサーシップ協賛

当社グループは、スポーツへの支援を通じて、地域スポーツの活性化、次世代の育成に貢献したいと考えております。2018年より「横浜DeNAベイスターズ」とのスポンサーシップ協賛契約を締結し、パーティースカイデッキのBOXシート4名席の年間利用権利を保有しております。
地域貢献活動の一環として、「日総工産パーティースカイデッキ 2024シーズンチケット」として横浜市の少年野球連盟に寄贈させていただき、子どもたちに喜んでもらえる機会を提供しております。

 

地域への貢献活動

地域防災への貢献 (横浜市消防音楽隊への協賛)

当社は、地域防災への貢献をめざして、横浜市消防局消防音楽隊に協賛しており、定期演奏会が開催できるように支援しています。
横浜市消防音楽隊は、1958年、横浜開港100周年と市制70周年を記念して横浜市唯一の音楽隊として創設され、定期演奏会、地域の催しから、学校行事、横浜駅東口や市役所でのランチコンサートなど、市内各所で演奏会を実施しています。
当社グループもこれらの活動への貢献をめざし、2024年 8月に日総ニフティの介護施設「すいとぴー」において、防災に関する啓蒙活動を目的に、定期演奏会を開催していただきました。

 

清掃活動への参加

それぞれの風習・文化などを理解し、地域社会の一員として経済の活性化と発展に貢献しています。

 

スポーツの応援を通じた貢献活動

神奈川大学 陸上競技部駅伝チームのサポート

当社は、「人を育て 人を活かす」の創業理念にもとづき社会変化や構造変化への対応のために、多様なコミュニティとの共生に向けた活動を実施しております。
神奈川⼤学は「質実剛健」「積極進取」「中正堅実」の建学の精神のもと、アスレティックデパートメントを中心に⼤学スポーツの発展に積極的に取り組んでおり、重点強化部の学生たちは、まさに「文武両道」であるため、学業とスポーツに研鑚する学生生活を過ごしております。
当社は、神奈川⼤学の教育理念に賛同し、同じ地元である神奈川横浜をともに盛り上げ、「スポーツを通じて人材を育てる」ことを目的に、2021年12月より陸上競技部駅伝チームのサポートを開始しております。

 

神奈川大学サッカー部のサポート

日総ブレインは、2018 年より神奈川大学サッカー部を応援しており、サポーターとして7年目を迎えました。2024年シーズンより、目標としていた関東大学サッカーリーグ2部へのリーグ昇格となりました。神奈川大学サッカー部の「一生懸命を楽しもう!」のスローガンのもと、チーム一体となり精いっぱい戦っている神奈川大学サッカー部の活動を、引き続きサポートしてまいります。

 

 

—— 今回は、日総グループが取り組む日総グループのサステナビリティの活動のごく一部を抜粋いたしました。

持続的な事業の成長と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを両立することで、企業価値向上をめざしている日総グループは、これまでのサステナビリティに関する取り組みの状況について、ステークホルダーの皆様にお伝えすべく、NISSOホールディングス株式会社は、「サステナビリティ」に関するサイトを開設しております。

ご興味を抱かれた方は、ぜひご一読いただければ幸いです。

「サステナビリティ」に関するサイトhttps://www.nisso-hd.com/sustainability/

 

お問い合わせ先
NISSOホールディングス株式会社 IR部
URL : https://www.nisso-hd.com
TEL : 045-777-7630  E-mail : ir@nisso-ir.com

"サステナビリティ報告書2024"の記事をご覧くださり、ありがとうございました。

今後の参考とさせていただきたくため、皆様からのご意見・ご感想をお聞かせください。

以下のアンケートへのご協力をお願いいたします。


必須項目を入力してください。

1. "日総グループ サステナビリティ報告書2024"の記事は理解しやすかったですか?

※以下より1つ選択

2. 日総グループの社会貢献活動について、どのように感じましたか?

※以下より1つ選択

3. "日総グループ サステナビリティ報告書2024"の記事に関するご感想があれば、お聞かせください。


「NISSO CONNECT」は、日総グループが2024年10月に開設した広報ページです。このページは、日総グループの取り組みや活動を「わかりやすく」「丁寧に」伝えることを目的としています。

4. その他の記事について、ご覧いただけましたか?

※以下より1つ選択

5. 記事に関するご意見・ご感想があれば、お聞かせください。


以下、日総グループ サステナビリティ報告書をご覧になった皆様にお聞きします。
ご覧になってない方は、10の設問にお進みください。
なお、サステナビリティ報告書2024については、こちらからご覧いただけます。

6. 日総グループ サステナビリティ報告書2024の内容は理解しやすかったですか?

※以下より1つ選択

7. 日総グループ サステナビリティ報告書2024に含まれている情報は十分でしたか?

※以下より1つ選択

8. 日総グループの「人材育成」と「ダイバーシティ」について、どのように感じましたか?

※以下より1つ選択

9. サステナビリティ報告書のご意見・ご感想などがあれば、お聞かせください。

10. このアンケートにお答えいただいている方のパーソナリティを差し支えない範囲で教えてください。

※以下より1つ選択

11. その他、当社へのご意見・ご感想があれば、お聞かせください。

ご協力ありがとうございました。