
日総ニフティ株式会社は、「人を育て 人を活かす」という日総工産株式会社の創業理念を柱に、「人にかかわるサービス」の一葉として生まれた総合福祉事業会社です(以下 日総ニフティ)。
日総ニフティは形ある“商品”をつくり、その“商品”を売ることで利益を得ている会社ではありません。いうなれば日総ニフティの商品は、ご利用者が安心して豊かな暮らしを楽しむために最も大切な“他者を慮(おもんぱか)る真心”であり、このことが、ご利用者、ご家族、スタッフすべての“幸せ”につながると考えています。
こうした理念をもとに、日総ニフティは「人と向き合い 人に寄り添う」をスローガンに掲げ、ご利用者、お取引先企業、スタッフとともに歴史を育みながら、介護に対する想いを価値ある形にしてお届けしてきました。
今回は、総合福祉事業を掲げる・日総ニフティが展開する介護サービスブランド〈すいとぴー〉の施設介護・通所介護、居宅介護・訪問介護、障がい者支援、関連用品や住宅改修など、様々な事業・サービスについてご紹介いたします。
介護分野で顕在化する、様々な社会課題
高齢者人口が増加する一方、出生数や現役世代が減少する日本では、介護分野に限っただけでも、介護人材や施設の不足、財源不足、家族介護の限界、介護サービスの品質低下、介護業界の待遇改善など、様々な課題が顕在化しています。
同時に、2025年を境に団塊の世代(800万人)が後期高齢者(75歳以上)になることで、日本の後期高齢者数は3500万人に到達しますが、この数は現状の介護福祉サービスのキャパシティを超えるものであるため、今後は介護が必要な状態であるにもかかわらず、自宅や施設で介護を受けられない“介護難民”が急増すると指摘されています。
そうした深刻化する様々な課題を受け、新たなチャレンジに取り組んでいるのが、総合福祉事業会社・日総ニフティが展開する介護サービスブランド〈すいとぴー〉です。
競合他社と比較した、日総ニフティ、〈すいとぴー〉の“強み”
世界で最も高齢化が進んでいると言われる日本では、介護福祉業界のみならず産業界全体で人手不足の解消やスタッフの教育拡充が共通課題になっています。そうしたなか、日総ニフティ、そして〈すいとぴー〉は、全スタッフに向けた教育機会の提供をはじめ、スタッフの負担軽減、グローバル人材の活用・訓練など、様々な取り組みを加速させています。
しかし、こうした取り組みは多くの場合、短期で効果が現れるものではありません。特に、スタッフがやりがいを感じながら成長を実感できる環境づくりには定石やゴールがなく、絶え間ない改善、チャレンジが必要です。
NISSOホールディングス株式会社が提供する総合人材サービスの一翼を担う日総ニフティは、NISSOホールディングス株式会社の100%出資という成り立ちからも、競合他社と比較してスタッフの教育・訓練の仕組みがとても充実しています。その点が最大の“強み”であり、競合他社との差別化につながっています。
〈すいとぴー〉が掲げる、スローガンと理念
2004年の介護サービス提供開始から20年以上にわたり、〈すいとぴー〉は以下のスローガンと理念の下、地域の方々の豊かで安心な暮らしをサポートしてきました。
〈すいとぴー〉のスローガン
人と向き合い 人に寄り添う
私たちの介護に対する思いを価値ある形にしてお届けしたい。
すいとぴーはこの一念で誕生し、お客様とともに歴史を重ねてまいりました。
暮らしを豊かに楽しんでいただくために、安心の介護を備えて。
〈すいとぴー〉の理念
日総ニフティは、お客様と社員、そして社会の幸せを考える会社です。
ふれあう人々が幸せになれる事業の運営を通して、その実現をめざします。
私どもはこの理念のもと、ご利用者とご家族、
また、社員や地域の方々に、
「心からの安心と安全、その人らしい暮らしの豊かさ」
を育んでまいります。
〈すいとぴー〉が、大切にしていること
また、ご利用者とご家族にサービスをご提供する際や、地域の方々とのふれあいのなかで、わたしたち〈すいとぴー〉は次の4つことを「大切」にしています。

すいとぴーの介護品質を高める取り組み
介護基礎技術のマニュアル作成と教育の実施。
教育に関するプロジェクトの中で介護技術に関するマニュアルを作成し、各事業所で定期的に介護技術教育を実施。介護基礎技術テストに関しては1年間で1,183名(延べ人数)の受講となりました。

オールジャパンケアコンテストへの参加
オールジャパンケアコンテスト(AJCC)は、「介護の質の向上と地域との繋がりを目指して」という理念のもと、介護に携わる人たちが生き甲斐を感じ、知識や技術の向上を高めるとともに、地域、社会において介護への関心と理解を深めることが必要であると考えて開催されているものです。
2023年の開催時には日総ニフティの職員が入浴介助部門で優秀賞となりました。

〈すいとぴー〉が掲げる、4つのクレド(約束)
〈すいとぴー〉では、以下の4つのクレド(約束)を行動指針とし、高品質の介護福祉サービスのご提供に努めています。

〈すいとぴー〉が展開する包括的事業
“分かち合う喜び”を花言葉にもつ可憐な花容の“スイートピー”を由来とする介護サービスブランド〈すいとぴー〉は、「施設介護」「通所介護」「訪問介護」「居宅介護支援」「福祉用具」「住宅改修」などの包括的事業を通して、ご利用者とご家族の安心・安全な暮らしをご提供しています。

「施設介護」
施設スタッフが24時間常駐し、食事、入浴など日常生活上の介護サービスをはじめ、レクリエーション、機能訓練、健康相談などのサービスを提供しています。
対象施設/(いずれも介護付き有料老人ホーム)「すいとぴー 新横浜」「すいとぴー 金沢八景」すいとぴー 三ツ境」「すいとぴー 港南台mio」「すいとぴー 本牧三溪園」「すいとぴー 東戸塚」
「通所介護」
ご利用者に明るく楽しく健康に過ごしていただけるよう、お一人おひとりに合ったサービスに重点を置き、日帰りの介護サービス(デイサービス)をご提供しています。
対象施設/「すいとぴー デイサービスセンター中央台」(福島県いわき市)、「すいとぴー デイサービスセンターひらくぼ」(福島県いわき市)
「居宅介護支援」
ケアマネジャーがご利用者お一人おひとりに合ったケアプランを作成します。そのうえで、いつもの暮らしを継続できるよう居宅介護支援、訪問介護、障がい支援、福祉用具、住宅改修などのサービスを通して自立支援を行います。
対象施設/「すいとぴー 介護ステーション新横浜」、「すいとぴー 介護ステーション中央台」(福島県いわき市)
「福祉用具」
豊富な品揃えの福祉用具と丁寧なアフターケアによって、ご利用者の支援を行います。
対象サービス/介護ベッドとその付属品、車椅子、歩行器、杖、体位変換器、じょく瘡防止用具、認知症の方に対する徘徊感知機器等のレンタル。また、(償還払い制度)を用いたポータブルトイレ、トイレフレーム、入浴用いす、浴槽用手すり、入浴台、入浴内すのこなどの介護保険対象の特定福祉用具の購入。
「住宅改修」
住宅改修サービスにより、ご利用者が自宅で安心かつ安全に生活するための支援を行います。
対象サービス/段差の解消、手すりの取り付け、引き戸への扉の取り換え、和式から洋式への便器取り換えなどの住宅改修
「すいとぴーホームケアサービス」
すいとぴーホームケアサービスはすいとぴーが行う介護保険外自費サービスの総称です。
ご利用者やご家族のニーズを叶え、ご利用者の生活の質を大きく向上させることができ、また、ご自宅などで介護を担うご家族にとっては、身体的な負担や精神的なストレスの軽減にもつながります。
ご利用者やスタッフの安全・安心を担保する取り組み
包括的なサービスの提供とあわせて、〈すいとぴー〉では新型感染症等発症時の臨機応変な対応・対策にも取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行して2年ほどが経過しましたが、コロナ禍のような災厄がいつまた、どこで起きるかは誰にもわかりません。
そのため〈すいとぴー〉では、コロナ禍のさなかに介護、福祉、医療に携わるすべての人が感じた生命に対する危機感を一過性のものとせず、いついかなるときもご利用者やスタッフの安全・安心を担保できるよう、ご利用者とご家族が安心して暮らせる環境づくりや対策に、日々努めています。

—— スタッフへの教育機会の提供や、DX海外人材の活用・訓練など、日総ニフティ、そして、〈すいとぴー〉の“強み”である教育訓練の仕組みを活かし、今後もわたしたちは、サービス品質のさらなる“高み”をめざして、チャレンジし続けていきます。
その飽くなきチャレンジを、NISSOホールディングスに期待されているステークホルダーはもちろん、多くの方に、ぜひご注目いただきたく願っています。
日総グループ 企業DATA
日総ニフティ株式会社
設立 : 1983年2月
本社所在地 : 神奈川県横浜市港北区新横浜1-4-1 日総工産新横浜ビル
代表取締役社長 : 松尾 伸一
【問い合わせ先】
電話: 045 – 470 – 4333
メール: https://sweetpea.co.jp/contact/