このたび新たにスタートする「教えてNISSO 」は、新卒者、既卒者、親御様、企業の採用担当者、先輩エンジニアなど、様々な方から寄せられた疑問や質問、悩みや不安などを〈FAQ= 頻繁に尋ねられる質問〉として取り上げます。
日総グループには日々、電話やメール、会社説明会の場をとおして様々な疑問や質問、悩みや不安の声が寄せられています。でも、これらの“声”はその方だけのものではなく、実は多くの方に共通する“想い”であることが多いといえます。
こうした背景をもとに立ち上げたのが「教えてNISSO」です。
当コンテンツの目的は、様々な方の“声”や“想い”を共有することで、「ひと」「はたらく」を軸にした日総グループの人材サービスを深化させることにあります。また同時に、これまで多様なチャネルをとおして寄せられた“声”や“想い”を共有したいという思いも込められています。
「教えてNISSO 」の第1回を飾るのは、日総工産の新卒採用担当宛にいただいた、茨城県に在住する大学生の娘さんをもつお母様からのご相談です。
Q&A No.01
Q. H・Aさん、50代、女性、茨城県在住
東京の大学に進学して娘が先日帰郷したとき、「いよいよ就職活動が始まるけど、卒業後はどうするの?」と尋ねると、「卒業後は製造メーカーで手に職をつけられるエンジニアの仕事をしたいと思っているので、今はどこを志望するか、いろいろな企業を比較している」と言っていました。
文系の娘から製造メーカーの話がでるとは思っていなかったので、親としても不安になり、インターネットで調べていたところ、女性のエンジニアが活躍しているとHPに書いてありましたので、不躾ではありますが、女性のエンジニアになりたいと言う娘の思いを母親としてどのように汲んだらよいかアドバイスをいただければと思いました。
また、最近のエンジニアを取り巻く環境や、女性エンジニアが実際にどのような活躍しているかについても教えていただけると大変助かります。よろしくお願いします。
A.
お母様やお父様が学生だった当時は、まだエンジニアとして活躍する女性の割合が少なかったと言えますが、最近は男女の垣根なく技術系の仕事に就ける風土が形成されるようになってきています。でも、どんなに時代が変わっても、お子さんの進路について親御様の心配は尽きないことに変わりはありませんので、日総工産での事例を取り上げながら、ご質問に回答させていただきます。
まず、エンジニアと女性の関係についてご回答いたします。
私たち日総工産では、エンジニアを志した多くの女性が、全国各地の大手メーカーなどで活躍しています。男女の比率で見るとまだ男性が多い傾向にありますが、技術職を志望する新卒の女性の割合はこの10年を見ても、毎年増加傾向にあります。
近年は、人手不足を課題とするメーカーや企業では、男女に関係なく実力を正当に評価する環境が整いつつあり、高いモチベーションで活躍している女性エンジニアも多くなっています。また、(企業によって差はありますが)女性ならではの視点やユーザ目線が、より使いやすいシステム開発や製品開発に欠かせないと考えているメーカーや企業では、結婚・育児・介護などのライフイベントでの女性社員の負担を軽減するため、育児休暇、産休、復職支援制度等を用意するところも多くなっています。
その反面、女性がエンジニアになる際のデメリットもあります。エンジニア職は大きなプロジェクトに参加すると重い責任や長時間の業務を求められることが多くなりますし、そうした理由から結婚・出産時に仕事とプライベートの両立が難しくなる、または、管理職に昇進した際に仕事とプライベートの両立が難しくなる……などの課題も依然として指摘されています。
ただし、こうしたデメリットはエンジニアだけに限った話ではなく、どんな仕事に就いても女性が直面しやすい課題でもありますので、就職活動の企業選びの際に「女性の先輩エンジニアや管理職が活躍している」「女性用の相談窓口がある」「女性に配慮した制度が整えられている」などの点を重視することで、安心材料が増すことになります。
また、問い合わせフォームに寄せられたお母様のご質問内容からは、娘さんが大学でどのような学問を学んでいたかが少し不明なのですが、テクノロジーの進化によってオートメーション化が進む産業界では、大手・中小の規模を問わず多くのメーカーや企業がエンジニアの確保には苦しみ、水面下では、優秀な人材の争奪戦が繰り広げられています。こうした現実から、最近のメーカーや企業では次のような傾向が強まっています。
- 文系、未経験者、男女、年齢、新卒・既卒、経験(職歴)を問わないメーカーや企業が増えている
- 理系の学問を専攻していた新卒・既卒の場合、その学問がそのメーカーの製品や業務と直接的な関係がなくても、好条件で採用するメーカーや企業が増えている
- 採用者に対して、メーカーや企業が独自に教育することが一般的になっている
ひと昔前までは自動車、半導体、精密機器などの最先端の業界で活躍できるチャンスは一部の人に限られる傾向にありましたが、メーカーや企業側のこうした変化に伴って、近年は「◯◯業界でがんばりたい」「◯◯技術を身につけたい」という意思をもつ人の希望が叶いやすい風土が形成されつつあります。
ここまで、女性エンジニアを積極的に採用するメーカーや企業が増え、女性エンジニアの活躍チャンスが広がっていることをご紹介しましたが、ここからは、産業界全体の動向を少しお話ししたいと思います。
ここ数年はAIが大きな注目を集めていますが、製造業や飲食業、サービス業、物流、建設、介護・医療の分野などでAIやロボット等による自動化技術の導入が進んでいます。AIやロボットが導入されると現場で働く人の数が削減されるのではないかという懸念もありますが、機械オペレータのニーズが減っている現実の一方で、機械の保全・メンテナンスのニーズはどんどん増えている現状にあります。
これはどういうことかと言いますと、新たな技術が導入されれば、その技術・スキルを使いこなせる新たな人材が必要になることを意味します。でも、最新テクノロジーを専門的に学んだ高度なデジタル人材(エンジニア)の数はまだまだ少なく、日本全体で育成が急がれているため、最新テクノロジーに関連したスキルを柔軟に体得する“伸びしろ”をもったエンジニアのたまご=新卒者は売り手市場にあり、幅広い分野での活躍を期待することができます。
創業以来、当社に入社した社員を対象に、自社のトレーニング・センターなどの教育施設で最新技術や高度なスキル教育に努めてきた日総工産では、当社の長年の取引先である車のボディメーカーから半導体、電子部品などの大手メーカーに即戦力を有した人材を派遣し、企業✕働き手のWin Winの関係を構築するとともに、日本のものづくりを支えてきました。
こうした取り組みのなか、この2年から3年を振り返っても、「◯◯業界でエンジニアとして頑張りたい」という希望や意思をもとに、自分の希望に適うキャリアパスを実現しているエンジニア職の人も日総工産にはたくさんいます(以下に3人のエンジニア職のキャリアパスをご紹介いたします)。
- 中堅の自動車部品メーカーで数年技術職としてキャリアを積んだ後に、大手自動車メーカーに転属を果たした人
- 2年ほど大手自動車メーカーの工場に勤務した後に、半導体の最前線で活躍したいと考えるようになり、半導体製造機器メーカーへの転属に成功した人
- 半導体製造機器メーカーで働いた後、子どもの頃からの夢だったものづくりを極めるため、出身地の部品加工メーカーに転属し、高度な加工技術を学んでいる人
日総工産の社員(エンジニア職)は、全国各地のメーカーなどで今日もたくさん活躍し、そのキャリアを築いています。特に最近は、デジタルテクノロジーの発展に伴ってエンジニアがあらためて注目されるようになったことで、高いスキルと経験をもつエンジニアほど高収入を得られるようになっています。
ここまで、お母様が理解しやすいよう具体的な例を取り上げながら回答に努めさせていただきましたが、お母様が安心して娘さんを見守っていただくことはもちろん、娘さんのこれからのご活躍を私たちも期待しています。このたびは、貴重なご質問をお寄せいただき、ありがとうございました。
日総工産では様々なエンジニア案件を扱っています。
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